エロゲ、ノベルゲ英語学習最強ツール仮説

エロゲ、ノベルゲ好きオタクの語学実験記

当ブログについて

はじめまして!
ここでは、当サイトの主旨と立ち上げの経緯をざっくりと語ります。

 

 


ブログコンセプト

コンセプトはひたすらエロゲ、ノベルゲで英語を多読する。これに尽きます。
それによって実際に英語力がどう変化するかを検証する実験ブログです。
プレイするゲームは、英語ローカライズされた国産のエロゲ、ノベルゲをはじめ、海外のメーカーが作った作品なども対象とします。
 
英語でプレイできる作品の数は、新作などに期待しなければそこそこあるんですよね。私の場合、基本はsteamや海外の販売サイトからDL版を購入することになると思います。それ以外だと、海外の有志の人たちが割と色々な作品を翻訳しているため、ゲーム本体を購入した上でその英語化パッチをダウンロードして当てると言った形で英語版を手に入れることもあるでしょう。ただこのやり方には若干グレーゾーン的要素が付きまとうので、その翻訳が商品化されていないこと、ダウンロード先のサイトがあからさまにやばくないことなどを確認した上での自己責任にはなりますが。

 


ブログ立ち上げの経緯

私は元々雑食系エロゲーマーでしたが、途中から語学にもハマッてしまい、趣味はこの二束わらじ状態になっていました。どっちもかなり時間を使うため、それぞれが中途半端になってきてなんかすっきりしないと思っていたところに閃いた私的究極折衷案です。

 


ひたすら英語でエロゲ、ノベルゲをすることで何が起こるか

まずエロゲ、ノベルゲにおいてですが、
日本語でプレイできるエロゲ、ノベルゲに比べて選択肢がかなり減ってしまうことはやはりマイナスです。(まぁ本当にやりたいゲームは余裕で日本語解禁するから何も問題ないですが)しかし一方で、海外製のノベルゲを遊ぶきっかけになる点や、英語によるプレイ体験の新鮮さなどは大きなプラスだろうなと思います。また萌えゲ、キャラゲ熱が再燃したのも個人的にプラスです。とにかくあんまり難しいことは考えずキャラに悶え尽くす・・・というスタイルも好きではあったのですが、テキストはセンスがないものはどうしても速読の如く読み飛ばしてしまいがちでした。しかし英語でプレイするとテキストの存在感が上がるため、新鮮味が加わったというか、萌えゲ、キャラゲをもっと純粋に楽しんでいた頃のエロゲの原体験みたいなものを感じるのです。


 
 
次に英語においてですが、
これに関しては、エロゲ、ノベルゲオタクにとっては最適な学習法の一つと言っても別に言い過ぎじゃないだろうなって思ってます。(その仮説を実証するのが当ブログの野望です)
エロゲ、ノベルゲは通常の他のリーディングコンテンツ(本、ブログなど)に比べて情報量が圧倒的に多く、読み手の選択肢も豊富だからです。日本語音声が付いているものならそのオン、オフといった切り替えが可能。日本語テキストと英語テキストの切り替えや同時表示が可能な作品もありますし、数は少ないですが英語ネイティブの声優が声を当てているゲームもあります。背景、立ち絵、音楽など非言語情報が多いため、辞書をむやみにひかなくても多くの語の意味を推測できます。スクショで簡単に復習もできます。好きなことをやるだけですからモチベーションとしてはこれ以上ないくらいの条件です。さらに一人称フィクションは感情、感覚のリンキングを起こしやすいです。ゲームジャンルも豊富なので語彙のカバー率もかなりのものが期待できます。*1そしてこれが一番強調したい点なのですが、上記故コンテンツの理解を伴った英語没頭体験を持続させられるので、第二言語学習の入力仮説的にも、非常に理に適っています。*2

 


英語力上達の検証方法

当ブログでは、基本的に以下の二点を指標とします。
 
1. 読んでいる時の「感覚」
極めて主観的なのですが、これが一番大事だと思っています。理解度、プレイ速度、どのくらい内容に没頭していてかつ英語を読んでいるという感覚が薄らいでいるか、日本語でプレイしている時のプレイ体験にどれだけ肉薄しているか、その感覚。
 
2. 語彙力
基本的に言語能力と語彙力には強い相関があるためこれを指標にします。weblioの語彙診断テストを利用します。手軽に受けられことと、その割にかなり精度が高いことがその理由です。基本リーディングフォーカスなのでTOEICTOEFLは利用しません。(でも受けたら報告します)

 
これを定期的に報告していくつもりです。

 


まとめ

そんなわけで、エロゲ―マーで語学好きならもはやこれしかないな、という感じで出来上がった今の自分のエロゲプレースタイルをブログ化しようと思ったわけです。
 
エロゲ、ノベルゲ好き+語学に興味ある方向けのメインストリームとはとても言い難い層向けですけど、よろしくです。
あ、でもふらりとここに辿り着いてしまった、重要必要条件「エロゲ好き」が満たされていない普通の英語好きな紳士淑女の方、ここはマヨイガか何かと思って全てを忘れお帰り頂くことをお勧め致します。
 
基本的には管理人が可処分時間の許す限り英語でエロゲ、ノベルゲプレイしまくって、英語でひたすらエロゲ、ノベルゲ(+他の英語活動少々)やっていれば超楽しいし凄まじく英語力も上がるよ!・・・と最終的に言えるはずの未来に向かって疾走するブログです。
 
感想は軽め、それより一本でも多くの作品をプレイしての英語力変化報告をする、がブログモットーというか目標です。
 

*1:具体的にエロゲ、ノベルゲで英語を多読することの意義、多読をより効果的にするために自分が行っていること、また注意点などに関しては別の機会に記事にしたいと思っています。

*2:入力仮説・・・第二言語学習の研究者Stephen Krashenが提唱した仮説。
以下ウィキペディアより引用
 
“入力仮説は、言語学習者が受ける理解可能な入力(英: comprehensible input; CI)が最も重要であるとする。発話された、あるいは、書かれた言語入力の理解のみが、内在する言語能力の増加に寄与し、言語出力は学習者の能力向上には全く影響しないとした。さらに、クラッシェンは、言語能力は言語が無意識に習得された時のみに増加し、意識的な学習によるものは自発的な言語発声には使えないとした。また、習得は学習者の気分に大きく依存し、学習者がストレスにさらされていたり、学習意欲が持てないと習得が著しく阻害されるとした。”
 
引用はここまで
 
簡単に言えば、言語能力の向上は、意識的な記憶、暗記、あるいは発話練習によってではなく、言語理解が生じている没頭的なプロセス中に、潜在意識下で達成されていく、ということですね。これに加えて、感情の重要性が指摘されます。つまりその没我的理解状態を生み出すにはポジティブな気分、感情が重要で、逆にネガティブな気分、感情はこれを阻害し、習得効率を大きく下げるということです。
これはエロゲ、ノベルゲで語学をやる意義を理解するに当たって超重要だと思います。