HUSH HUSH 体験版 感想
19本目の英語エロゲ、ノベルゲ：HUSH HUSH（体験版）をクリアしました！
Steam
評価
満足度 85
英文難易度 E（難）
とりあえず体験版なので満足度は暫定に過ぎませんが、かなり期待できると感じました。
このHUSH HUSHですが、あの放置系ゲーム＋恋愛ゲームの二要素をうまく融合させたヒット作Crush Crushを作ったメーカーSad Panda Studiosより8月22日に早期アクセスで発売予定の作品です。
"Sad Panda Studios" 公式サイト
Crush Crushは戦略と放置と適度なクリックと場合によっては課金で攻略していくという、比較的手軽にできるゲームでしたが、今作HUSH HUSHはビジュアルノベルです！作品の魅力は色々あるのですが、個人的にはまず何と言ってもボイスが付いている点が最高だと言いたいですね。海外メーカーのノベルゲームはボイスの存在がとにかく貴重なので、しっかり資金を確保してボイス実装に漕ぎつけたSad Pandaはさすがとしか言いようがありません。 声優さんの演技がとにかく素晴らしくて最高に楽しめました。体験版に出てこなかったキャラクターにも今からかなり期待しています。日本のエロゲ界だと基本的にはコケティッシュな感じの声がデフォですが、海外作品だとそういうものだけではなく、リアルっぽい…というと語弊があるのですが、迫力ある感じの演技もあって、日本のエロゲに浸りまくってきた自分としてはこれがとにかく新鮮で楽しめました。
Crush Crush同様にキレキレの口調のCassie、フレンドリーでエネルギッシュなMio、なまりが個性的なBonnibelやLotus。あとDmitriもか。パワーと勢いのEli（男です）、などなどみんな魅力的な声で、キャラが話しているのを聞いているだけで楽しい。
（…なおそのスピードで理解が追い付くかどうかは別な模様）
体験版のプレイ動画がYoutubeやTwitchでちらほら上がっているので参考までに
今作は、五人のヒロインがそれぞれ秘密な問題を抱えていてこのままだと破滅的な運命を遂げることになるという設定で、冒頭でそれを告げられた主人公が、そんな彼女たちとうまく関わり介入していくことで、彼女たちの心を開き、そして救おうとする物語です。
ヒロイン毎にシンプルにルートが分岐してそれぞれのエンディングを迎えるというお馴染みのエロゲ、ノベルゲとはちょっと毛色が違いそうです。私もまだ体験版をプレイしただけなので完全にシステムやコツを把握できているわけではないのですが、全体的にそれぞれのヒロインとバランスよく付き合っていかないとゲームオーバーになるのは確からしい感じで、難易度は結構高いかもしれません。その分エンディングの分岐も多そうでそこにも期待が持てそうです。
ミスるとこうなります↓
体験版なので途中どうやってもこうなるのは仕様だと思うのですが、約束が重複したりしないようにセーブは多分フル活用することになりそうです。
英文の難易度はCrush Crushでもそうでしたがかなり高いと思います。もちろん説明調の文章とか簡単なのは簡単です。しかし全体としてユーモアと勢いと流れに富んだ会話が主体なので、会話表現の習熟度はもちろんのこと、スラングや文化への理解、慣れ、英語使用経験値などがかなり要求されるとは思います。さらにボイスをそのままのスピードで理解できるかどうかという点も考え合わせると、不自由なく楽しもうとするなら上級レベルは必須でしょう。
過去に難易度Eを付けた作品として素晴らしき日々https://may-zard.hatenablog.jp/entry/2022/01/31/005623がありますが、あれは英文が難しいというか、単純に話自体がところどころ難解で複雑であり、分量も英語で読むには凄まじく長かったことから来る難しさでした。一方このHUSH HUSHはあくまで掛け合いメインの進行なので、より純粋な意味での英語の難しさ、文化的な壁の高さを感じられるかと思います。その代わりすば日々のような知恵熱的事態にはならないはずです（なってほしくない）。
ちなみに私は、今のレベルでは日本語のノベルゲームをやるように楽しむのは無理だと悟り、基本的な流れの理解に徹しながら必要に応じて調べたり、読み返したりして楽しみました。
私はあまり早期アクセスのゲームは買わないのですがこれは迷わず買います。
発売日が楽しみです。
...Peek!!
